ペットの葬儀・火葬


 

 

ペットを弔う主な方法

●自治体に依頼
●霊園・施設などで火葬
●ペット葬儀業者に依頼してのお葬儀

 

ペット葬儀は行うべきか

家族の一員としてペットと共に過ごし、愛情をかけてきたので人間と同じように送ってあげたいと思うのは当然です。葬儀はもともと亡くなった方のためだけでなく残された者のために行うという意味合いもあります。中にはペットの死を受け止めることができず、うつ症状や睡眠障害などのペットロス症候群になってしまう飼い主様もいます。残された人々が死の事実を受け止め乗り越えて生きていく。葬儀はそのための残された人々の節目となる儀式です。お葬儀は、飼い主様の気持ちの切り替えをするためにも大事なことだと思います。
 

葬儀を依頼する時に

業者を探す方法は、電話帳で調べたり、かかりつけの動物病院から紹介してもらえたり、知り合いの飼い主さんに聞いたり、インターネットから探したりと様々あります。また葬儀屋さんに連絡する前にご家族で葬儀の日取り、ご予算、葬儀へのご希望などを相談されるのをおすすめします。お一人暮らしの方やご家族暮らしの方もいると思いますが、もし相談できる人、ご家族がいらっしゃるなら迷わず相談すべきです。一人ではペットが亡くなったとき、落ち着けず冷静に考えられない状態かもしれません。複数の人で一番よいやり方を相談しましょう。もしもの時に備えて、事前に葬儀業者やペット霊園を調べたりしてみるといざという時大変役に立ちます。
 

ペット葬の種類

ペット葬儀には、だいたい4種類の葬儀の種類があります。

《合同葬》
僧侶が読経しお葬式終了後、お別れ。その後、他のペットと一緒に火葬します。火葬が終わると寺院で納骨しお墓に入れて供養します。お骨を拾うことや火葬に立会うことはできません。

《個別葬》
ペットを個別に火葬します。その後、納骨しお墓に入れ供養します。
個別に火葬するのが合同葬と大きく異なる点です。
またこの個別葬の中で立ち会い個別葬と一任個別葬に分かれます。
〈立ち会い個別葬〉
セレモニーホールや霊園で僧侶が読経したりするお葬式終了後、個別に火葬。希望者はご自身でお骨上げをすることも可能です。お骨を持ち帰ることもできます。
〈一任個別葬〉
葬儀お骨上げは業者スタッフが行います。読経などのセレモニーは行わないこともあります。基本、納骨堂などの施設へ納骨ですが、業者さんによってはお骨を持ち帰ることも可能です。

《自宅葬》《訪問ペット葬》
自宅に移動火葬車で出張してもらい、葬儀、火葬を行います。いろんな事情で霊園まで行くことができないご家族には大変よい方法です。ただ屋外での火葬になりますので訪問火葬を選ぶ際にはきちんとした設備と技術を持った業者を選びましょう。また最近では、ペットの葬儀に知人やペットと親しくしてくれた人を呼ぶことも珍しくありません。自宅に祭壇を設け、僧侶による読経後、火葬をするというサービスもあります。

 













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